今の世の中で暮らしていく
のに必要な内容や役に立つ
内容をもっと教えていく

2023年8月17日更新
コーシ先輩の顔 コーシ(35歳くらい)

学校の各教科とかで何を学習するかとかっていう部分についても、今の世の中とかこれからの世の中でどんな知識がどこでどう役に立ちそうかとかをよく考えて、みんなの人生に本当に役に立つように、いろいろ見直したりした方がいいところもかなりあるんじゃないかな。教科書の内容とかって、昔からそんなに大きく変わってないところも多そうだけど、今の科学技術レベルだとか今の社会構造だとか今の地球環境だとかを考慮した上で、学習する内容だとか学習の仕方だとかを見直した方がいい部分もけっこうあるんじゃないかな。

ソータローの顔 ソータロー(35歳くらい)

例えば、この国の法律はどんなものがあってどんな罰則があるのかとか、最近の政治だとか経済だとか国際情勢だとかはどうなってるのかとか、他の国とこの国ではどこがどう違うのかとか、そういうことは今は学校とかではそんなに詳しく教えてなさそうだけど、そういうこととかもやっておいた方が、みんなそれぞれ自分の人生を生きていくうえで役に立つと思うし、国としても良い社会を築きやすいんじゃねえかなあ。

ソテの顔 ソテ(28歳くらい)

あっ、そういえば、20歳を過ぎて選挙権があるようになって初めて投票に行こうと思ったとき、ぼくはその時は大学生でしたけど、今まで学校とかでたくさん授業を受けてきていつもけっこう真面目に勉強してきてたのに、世の中のこととか全然わかってなくて、一生懸命考えても誰に投票したらいいのかとか全然わからなくて、愕然(がくぜん)としたなあ。今の世の中が具体的にどうなってるかとか学校とかでもっと学習するようにしたら、若い人でも、これからこの国が具体的にどうなっていったら良さそうかとかある程度うまく考えることができるようになって、選挙で誰に投票したいかとかも自分である程度うまく判断できるようになるんじゃないかなあ。そうすれば、全体的に投票率も上がりそうだし、みんながしっかりうまく考えた結果がちゃんと選挙の結果になるようになって、本当の民主主義的な国家になっていきそうじゃないかなあ。

サキノブの顔 サキノブ(20歳・学生)

あっ、たしかに、世の中のことたいして教えてもらってないのに、選挙で投票できる年齢になって、「投票にいきましょう」とか言われたときは、正直なところ、なんかえらく理不尽な感じがしましたかね。そして誰に投票したらいいのかとかあまりにも全くわからなくて、やる気はなくなるし、政治っていうのはとても遠い存在に感じたし、投票することが自分にとってどの程度重要なことなのかも全くわからなかったので、「自分はしばらくは投票権とかいらないかな」とかって思いましたかね。「選挙で好きなやつ選べとか言われたって、何もかもわけわかんなさすぎて、無理でしょ」っていう感じでしたかね。まあぼくにはさいわいコーシ先輩という人がいたので、完全にあきらめたりする前にコーシ先輩のところにかけこみましたけど。

ソータローの顔 ソータロー(35歳くらい)

ちなみに、2019年7月の参議院選挙の時、20歳くらいの人の投票率は26%くらいだったらしいけど、スウェーデンで2018年にあった国会議員選挙では、18歳から24歳の人の投票率は85%くらいだったらしい。なんかスウェーデンでは、子供の頃から学校で民主主義とかについて考えることとかをしっかりやってるらしい。実際の選挙の投票先を決めるつもりでいろいろ議論したりもしてて、実際の政党とか候補者とかに模擬投票したりとかもしてるらしい。

サキノブの顔 サキノブ(20歳・学生)

う〜ん、投票率が高いとか、選挙とかがちゃんと民主主義的になってるかとかって、その社会の教育の仕方次第っていうところもやっぱりけっこうあるんじゃないですかね。単にぼくが生まれつき馬鹿で無能だったとかいうわけでもなさそうですかね。

コーシ先輩の顔 コーシ(35歳くらい)

まあ他にも、今のこの世界の科学技術力だとどこでどんなことができるのかとか、今のこの国の経済だとか世界経済だとかはどういう仕組みになっているのかとか、人生でどんなことで困ったらどこにどう頼ったら良さそうかとか、みんなが今の世の中でうまく暮らしていくのに本当に必要な内容とか役に立つ内容をもっと教えていくようにした方がいいんじゃないかな。そしてそれを、学校とかだけじゃなくて大人になってからとかでも誰でも学習しやすいような環境とかも整えていったらいいんじゃないかな。



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